日本郵便 消費税引き上げで郵便料金値上げ検討

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１３日、日本郵便が来年４月の消費増税にあわせ、
郵便料金の値上げを検討していることが分かった。


検討の結果、実施となった場合、
１９９４年以来２０年ぶりの値上げとなる。

消費税引き上げに伴う増税分をそのまま転嫁したとすると、
現行８０円の切手は８２円程度になり、
５０円のはがきは５１円前後になる。

１９８９年の消費税導入時にも、
日本郵便は６０円切手を６２円に、
４０円だったはがきは４１円に値上げしている。
１９９４年には、赤字拡大を受けて現行の料金に引き上げた。

しかし、１９９７年に消費税率が５％に引き上げられた時には、
「安易な値上げは消費者の理解を得られない」
という意見を踏まえ、増税分をコスト削減などで吸収し、
企業努力にて料金を据え置いていた。

最近では、民間の宅配業の拡大もあり、
郵便局の使用頻度も減少している。

結果として、郵便事業の低迷につながり
１５年春の株式上場を目指す日本郵便は、
これ以上の財務悪化を防ぐためにも、
値上げを断行する判断に迫られている。

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